2010年度常磐会テーマ



In the springtime of my life, I dreamed a dream with you.
Im Fruehling meines Lebens, wir beide hatten Traeume.
Als wir noch jung waren hatten wir Traeume.
Au printemps de ma vie, j'ai reve d'un reve avec toi.
2010年度常磐会のテーマはこのように決定されました

「蒼き季節君と夢みし」を英独仏語で (20100213Upload)
HP管理人の海外お取引先のネイティブスピーカー方々の御協力を得て、テーマ「蒼き季節君と夢みし」を英語、ドイツ語、フランス語に訳してみました。それぞれに味わい、リズムがあってとても良いと思いますので御紹介致します。
2010年2月13日、ロシア語訳も付け足してみましたが、なんて書いてあるのかもわかりませんっ!
英: In the springtime of my life, I dreamed a dream with you.
独: Im Fruehling meines Lebens, wir beide hatten Traeume..
仏: Au printemps de ma vie, j'ai reve d'un reve avec toi.
露: Когда мы были молодыми , мы все мечтали .
ドイツの「蒼き季節君と夢みし」の詩の世界 (20100126Upload)

(拡大画像


日本語版
あるんだ!
同い年のドイツ人二人と「蒼き季節君と夢みし」のテーマの話をしたら、ドイツにも同じような意味の詩が幾つかあるよ、と教えてくれました。
その一つ目は、ドイツ人なら誰でも知っている、おばあちゃんの時代のヒット曲(今はフォークソング)のペギー・マーチという女の子が歌った「mit 17 hat man noch Traeume」(ミット・ズィープツエン・ハット・マン・ノッホ・トロイメ」=17歳の時に誰かが夢見ている=まあ、「夢見る17歳」でしょうか。その中の一節,
"Mit 17 hatten wir Traeume, da wuchsen noch alle Baeume in den himmel der Liebe"
これは、17歳のころ、私は幾つかの夢がありました。この頃全ての木々は愛の聖地(天の国)で育っていたのです・・、と直訳出来ます。 更に、この歌の歌詞ではありませんが、表現するなら、
"Wir waren jung und wir beide hatten Traeume (ヴィア・ヴァーレン・ユング・ウント・バイデ・ハッテン・トロイメ”
=我ら若きとき、君と二人だけの夢をみたりし という詩もあります。
言葉遣いは違いますが、意味している言葉は同じ。50歳になる我々が読むとどれも短い言葉なれど胸に迫るものがありますね。アイコンをクリックすればペギー・マーチの歌を聴くことができます。別に何をまねて作ったテーマではありませんが、ドイツの人達も好きなテーマなのだなと思うとうれしく思えますね。
これを機に、シラーの「鐘の歌」でも読んでみませんか?

2010年度常磐会のテーマについて (更新20101231)
何事にも「テーマ」が大事です。
例えば「献立」を考える時でも、「献」即ちお酒が赤ワインだとすればそれを美味しく楽しむ事を「テーマ」として料理を拵え、お部屋の装飾や招くお客様、服装も決まって話題も豊かな夕食会になるでしょう。
素敵な総会や懇親会、イベントや総会誌出版の遂行のためにもそのような「テーマ」が欲しいと思い、実行委員会の全員で心を一つに当番したくなる言葉を探しました。それは高等学校の同窓会らしくロマンチックでノスタルジーに満ち、それでいて未来への希望も籠められたもの。今から思えば子供だった高校生時代という我が人生の春の季節を懐かしみ、その時に抱いていた夢や愛情を思い出し、永年を経た現在、その描いた夢は現実にはどうなったのかを振り返り、まだ長い時が残されている我が人生にどのように新しい夢を描くのかを考える言葉です。
人生の春の時 君と夢みた蒼(あお)き季節(とき)
私は蒼き季節の夢のために生きてきただろうか
もし再び季節が巡るなら 帰りたい過去を試し 行きたい未来を創りたい
新しい夢と愛を胸に抱いて 自分の望む新しい蒼き季節を 君を友に私と共に
という感じの基本コンセプトになる文章を作りました。
「蒼(あお)い」という文字には、初々しい、未熟な、そして緑色のという意味があます。
「君と」というのは異性の友人とは限りません。同性の友人や教師や家族、或いは愛した道具等(陸上部員ならスパイクとか)も広く含み入れて考えています。
彼女と夢みる大学もいいし、仲間のナインや愛用のグラブと夢みる甲子園も良いですよね。
「季節(とき)」。高校時代をそんな夢を見た「時代(とき)」と書くと、いかにも過ぎ去り滅びたような感覚を持ちます。だから必ず巡ってくる「季節」と言う言葉で「とき」を表現しました。
コンセプト文章の中から最も印象深い言葉を抽出し、用言止めとして夢や愛、生き甲斐有る未来も示唆的に表現した「蒼き季節 君と夢みし」をテーマとして提案し、第3回2010年度総会実行委員会において全会一致で採択されました。
同時にイメージカラーとして、そのテーマから容易に想像出来る若葉茂れる「緑」(G:198)も決定されたのです。
2010年という年の常磐会総会に際し、触れ合う全ての方々に高校時代から現在まで続いてきた人生の四季を振り返り、今年を新たな春として御自身の夢や希望、周りにある友情や愛情を再確認する機会にしていただければ幸いです。  
                        2010年度常磐会総会実行委員会
 (20101231更新)
2010年9月5日常磐会総会の開会時、副事務局長カズミにより上記設定を元に作成したコンセプト文書「蒼き夢」を朗読致しました。そのときの様子は・・こちら



チャボちゃんのお習字の先生、さすがに我がテーマの意味を見抜き、下の句を作ってくださいました。

蒼き季節 君と夢みし いま風の中面影しのぶ

うーん、さすがにお習字の先生です。きれいにまとめてくださいました。
ほかにも良い作品があればお知らせください。
私は面影をしのぶほどの方がいなかったので、これからどのように生きていくかということを歌にして書き込みたいと思います。



当初は「HG正楷書体-PRO」でロゴを作りましたが、どうも平べったくて訴えるものがなく、やはり肉筆の題字が欲しくなりました。そこで、このデジタルの時代丁寧に葉書に手書きの毛筆で礼状を書ける、広報委員会のチャボ副委員長に題字の揮毫をお願いしたところ快くお引受け下さいました。
彼女も何度も揮毫し、郵送で送って下さったものからホームページ管理人の独断で下記の一枚を選択。

これをスキャナーで取り込み、デジタルで文字配列、色を変えてロゴとして完成したのが、これです。
チャボちゃん有り難う。